大友克洋の隠れた傑作「老人Ｚ」が画像も音もリニューアルされて、再発売！ ほ、ほしい〜っ！

老人Z HDマスター版

久しぶりの更新です。

２００５年元旦。

ようやく休みが取れて、今まで見れなかったＤＶＤ

を観賞しています。

「ハリー・ポッター３」は期待ハズレだったけど、「スパイダーマン２」はおもしろかったし、「世界の中心で愛をさけぶ」は年末の再放送と映画でダブルで泣かされた。今さらながらのプラトニックラブではあるものの、演出、構成が秀逸。なんの特撮もなく、オーソドックスな画面なのだが、やはり作品の原点はドラマなのだと、痛感。

昔やってた「愛と死を見つめて」を連想した。

カセットテープの生の声、ミッドナイトのラジオ、コロッケパン、たこやき、と細かいデイテールまでこだわったリアリズム。これでもか、これでもかと言わんばかりに波のように押し寄せる演出に、迂闊にも涙なみだ。ウルル地方に行くまで目はうるうる。

平井堅の主題歌もＴＶ版の柴咲コウの歌もよかった。

平井堅／瞳をとじて

柴咲コウ「世界の中心で、愛をさけぶ/かたちあるもの

「黄泉がえり」RUI（柴崎コウ）／月のしずく収録！

柴崎コウ/Single Clips

あとで見た「デイ・アフター・トウモロー」がほとんどかすんで見えた。ストーリーを追ってちゃいかん！キャラがぜんぜん立ってないよ。

おもしろかった「新撰組」も終わり、今年は「義経」。

面白い展開になればよいけど・・・。

「武蔵」がつまらんかった分、三谷幸喜が大挽回。

やはり物語りも題材も大事だが、つまるとこは、生きたキャラの演出だなあ。とつくづく思うこのごろ。

２００５、１、１

久々雑想ノートの更新です。

ロード・オブ・ザ・リングがアカデミー賞１１部門ノミネート、パーフェクト受賞といううれしいニュース！

先週ようやく観に行って、感動の嵐にうち震えていた矢先でした。

１、２部も素晴らしいのですが、「王の帰還」はそれをはるかに上回る出来でした。サムの勇姿に感動して、男勝りのエオウインの戦いにはらはらドキドキ・・・
アラゴルンの「君たちは頭を下げる必要はないよ・・」で皆がホビットたちにひざまずくシーン・・・

迂闊に涙してると、場面はさらに感動のシーンに飛び火して行きます。キャラクターひとりひとりが成長を遂げ、指輪を葬ったあとにも、物語りは続きます。

とにかくよかった！！

時間とお金が許す限りスクリーンで何度も味わいたい映画です。

早くもエクステンデッドＤＶＤの発売が待ち遠しい限り。

映画ではカットされた、サルマンのシーンも観たいし、他にどんなシーンが追加されるのかわくわくです。

後半にファラミアとエオウインが寄り添ってて、微笑ましいショットがあったけど、なれそめの細かい演出はないのかなあ。でもファラミア危なかった、死ななくて良かった。旅の仲間ではボロミアだけが亡くなったので、残念だったけど、意志を継ぐファラミアが奇跡的に回復して、失恋したエオウインとうまくいきそうなカットがあってほんとハッピーでした。

一番幸せを掴んだのは、やはりサム！

最後のシーンで登場する娘は本当の娘さんなんだって！

よく似てたよね。

またマメに更新します。

２００４、３、２

画像をクリックすると通販ページにリンクしています。

更新２００５／０５／０２

「アイアンジャイアント」

あのスターウオーズメカデザイナー／「ジュマンジ」監督

ジョー・ジョンストン／デザイン

　「Ｍｒ，インクレディブル」監督／ブラッド・バード

なんと！？今頃になってスペシャルエディションが発売されました。言わずと知れた名作アニメ、アイアンジャイアント。ラスト泣けます！

　「遠い空の向こうに」

ジョー・ジョンストン監督の大傑作！！ロケットを飛ばすことに夢を賭けた主人公と、仲間や先生、父との絆を実話を元に描いた感動ドラマ！これもラスト泣かせます。

オススメ！！日本版インディ・ジョーンズ

「妖怪ハンター」

あの諸星大二郎原作の漫画が映像化！主　演：沢田研二　監督：塚本晋也

長澤まさみ　

ロード・オブ・ザ・リング王の帰還

うしおそうじ先生がお亡くなりになりました。

若い方にはなじみがないかもしれません。

むしろご長男の鷺巣詩郎氏（作曲家：エヴァンゲリオンＢＧＭ）の方が名が知れているかもしれません。

漫画家であり特撮映画のプロデューサーのうしおそうじ先生は、あの手塚治虫の「マグマ大使」や「怪傑ライオン丸」「宇宙猿人ゴリ＆スペクトルマン」などの代表作があります。

８２歳まで現役でがんばられたことは驚異であり、慎んで御冥福をお祈り致します。

「マグマ大使」の造型や演出は秀逸で、今でも脳裏に焼き付いて離れません。

マグマをマモルが呼ぶ時のあの笛の音。カシーンカシーンと黄金のロケットに変身するところ。人間もどきの恐怖。

ゴアのあのソバージュヘアーに円盤。

五年位前、「リアルヒーロー」という漫画を作りました。

馬熊大志というキャラはまさに「マグマ大使」へのオマージュです。ヤングアニマルの当時の編集長に見せたところ、「おもしろいけど・・・Ｐプロは版権が厳しい」ということで、見事にボツ！

やはり趣味に走ったらプロでは難しいのかな。

気持ちを新たに「ガイフラッグ」という夢でみたネタを投稿して賞をいただきました。

寝ながらいつもアイデアやネタを考えているせいか、わたしはよく、夢の中で今まで見たこともない映画を見たりします。でもすぐに忘れてしまうので、瞬時にメモをとります。これでずいぶん助けられているのです。

２００４、３、３１

あのおばばに泣かされた・・風の谷のナウシカ
ＤＶＤがいよいよ１１／１９に発売！
１９８４年に発売されたナウシカフィギュアがセットになったＢＯＸとさらに王蟲までついたＤＸ版まで発売される。おまけの方が興味をそそります。
本編の音声はステレオ２chだそうで残念！
せめて５.１chドルビーステレオに、希望としてはＤＴＳ仕様にして欲しかったです。
それで予約をもたついていると、あっという間にフィギュア付が売り切れ状態！！そ、そげなあーっ

インディ・ジョーンズDVDBOX

予約特典キィホルダー付！

ロード・オブ・ザ・リング 　

スペシャルエクステンデッドトリロジーDVDBOX

インデイージョーンズもロードオブザリング二つの塔も年末に出るので今から楽しみな反面、金欠状態。重なる時は重なりますね。

お気に入りの映画やアニメがベストな状態で簡単に手に入る時代って、子供の頃には想像もできなかったです。
せめて音だけでも・・・とテレビのスピーカにテレコのマイクを近付けて録音していました。イヌの泣き声や車の騒音までもがいっしょにとれてました。今のテレビのように音声や映像出力端子がまだ付いていない頃のおはなしです。

特にＤＶＤは画質はもとより音声字幕、解説、おまけ映像にいたるまでコレクター心をくすぐります。

日本語バージョンで日本語字幕と比較しながら鑑賞するのがちょっとくせになっています。微妙にニュアンスが違うのですが、ちゃんとストーリーや登場人物の性格が表現できてて・・・当たり前のことなんですが、これってけっこうスゴイことかも！？
　　　　
２００３、８、１

ホ−ムペ−ジ作りに毎日励んでいます。

だいぶ慣れも出て来て、最初はなぜ画像がおいてきぼりなのかも分からず、袋小路へ迷い込んでいましたが、失敗を繰り返す内・・・
セガサターン（ふ、古い〜）のごとく学習能力が着いて、なんとかお見苦しいながらも形になってきました。
ふと気付くと口の中が・・・「ムムムッ」久しぶりの口内炎がっ！！
まだまだやることは山積みだってのに・・・
新作企画を編集担当さんに送るものの、何の音沙汰もなし！
まさかこのまま仕事が来ないのでは！？
ついに大内もほされたか！？
またどっかのまんが賞でも取って食い繋がねばっ！！
漫画家ってほんと原稿料だけじゃサラリーマンよりきついです。
大内水軍の明日はどっちだっ！？
「あしたのジョー」や「明日に向かって撃て！」「明日に架ける橋」とか明日という表現はカッコイイのに・・・

あさって（明後日）はサマにならないのは、なんでだろう？

あさってに向かって撃ったんじゃ、当たらねーっ！

２００３、８、４

comicboxでお馴染みのふーじょんぷろだくと主催の「非核まんが・アニメーション＆アート展」のインターネットバージョンのサイトを発見！

もう８年前になるかな、サンモールのコミコミスタジオで、展覧会やらせてもらってから・・・

あのころのふーじょんのスタッフは散りぢりバラバラになってしまいましたが、今でもあの熱気が蘇ってきます。

作品を通して平和を願う気持ちが一つになったような展覧会でした。

私も思わず賛同して、仕事の合間に一枚描かせていただきました。稚拙では在りますがテーマは一貫しています。

もう見ることはないだろうと、忘れかけてさえいました。それがネットという最新の技術でだれでも簡単に目に触れ、保存までできるのです。すごいことです！

おともだちリンクからジャンプできます。是非御覧ください。２００３、８、１０

ピーター・ジャクソン・・・と言えば、今では誰もが知るあのロード・オブ・ザ・リングの監督。ＴＵＴＡＹＡの半額レンタルで見つけた「乙女の祈り」ニュージーランド映画。実話を基にした、ちょっと恐いはなしなのですが、ヒロインの高校生役のジュリエットに扮するのがケイト・ウインスレット。えっ！？だれ？と思った方、そうです！タイタニックのヒロイン！あの人が高校生役って、ちょっとムリが・・・。ミスキャストのような気が・・・

でも随所にさすが！と思える良いシーンがありました。ロード・オブ・ザ・リングのシーンを彷佛するような場面も出て来ます。あえてネタバレなしです。

続いて見たのが「どこまでもいこう」塩田明彦監督。最近の邦画のヒット作、「黄泉がえり」の監督です。これはまだ見てないけど。最初ホカホカ気分の温泉がえり・・と読みそうに・・よみがえりと読むそうです。

小学生の友情と裏切りと仲直り、友達の死、可愛娘ちゃんもでてます。この監督美少女撮らせたらうまいです。宮崎アニメに通じるものが・・・

そういえば宮崎あおい主演の「害虫」塩田明彦監督もレンタルで借りて３回も見た上にヤフオクでＤＶＤまで買ってしまったほどのお気に入りです。機会がありましたら、是非見てください。タイトルはダサイけど・・・

２００３、８、６

　　乙女の祈り　　　 黄泉がえり
　　 　　　　　　

　害虫
　　 　　どこまでもいこう

画像をクリックすると詳細画面へリンクしています。

２００１年劇場公開作品。

黒澤明の「どですかでん」と山田洋次の「しあわせの黄色いハンカチ」を足して２で割ったような名作でした。サリー役の内藤剛志もいい味出してて、小雪の可憐さ、窪塚くんのテル役の演技の素晴らしさ、に加えて脚本のよさが光ります。ラストは感動もの。日本映画もけっこうがんばってます。
２００３、８、１３　　どですかでん　

おそるべし！ヤフー検索エンジン！！
昨日ようやくヤフーに申し込みしていた、サイトの推薦が約３週間目にして審査をパスしました。それで１４日一日だけのサイト訪問者の方がいきなり１１０人！！すっげーっ！それまでは、一日７〜１０人程度。
どのサイトもみなさん訪問客のカウントがすごいので、どいうこと？って思ってたけど・・・
ようやく、わがサイトにも訪問客が！！

こりはうかうかしとられんぞっ！

まだまだリンクやアップ出来てないところがいっぱいなのだ。
期待して訪問してくださった方たちに申し訳ないです。

長い目で見てやってくださいね。
精進しますから！！

２００３、８、１５

唖然とする事件です！！
昨年１２月に倒産した、さくら出版が、な、なんと５０００枚もの原画をまんだらけで売り捌くという全く漫画家の血と汗の結晶をなんと心得るのか！？しかも印税も作家にまともに支払わず、悪行の極みの事件が発覚！！中には広島出身で一昨年３月に亡くなった、あすなひろしの原稿まで！！なんてことよっ。

自力で買い戻した漫画家もいるらしい。

バロン吉元もリストに、しかも大好きだった、現代柔侠伝！！

今の若い人は知らないでしょうが、あすなひろしとバロン吉元といえば、当時のまんがファンにとっては手塚治虫、石森章太郎に匹敵するほど影響力のあった作家なのです。

リスト見てこれじゃ商売はきついやと・・・

この作品群で育った世代は明らかに４０代以降に突入。

まんがを読む暇なんてないくらい忙しいだろうし、復刻されたことも知らないだろう。

まんが専門店にはやはり１０〜２０代が圧倒的だし、中年のおじさんなんていたら、ういてしまうのだ。

総合書店では漫画にはあまり力を入れてないから、若い仕入れ担当はリスト外か入荷の時点で即返品かもしれない。

旧作に光りを当てる作業は非常に困難なのだ。

出版社にも余程の覚悟がいる。

本屋の棚は日々の新刊ラッシュで指の入る隙間もないし、平台には次々と新刊とベストセラー本が並べ替えられ、わけのわからない復刻本など見向きもされないのが実態だ。

新刊の息もまた短い！

この新刊ラッシュの中で何冊の本がロングセラーになることか・・・

売り方を知らない本屋も多いのだ。

書き手のプロ、発行するプロ、販売のプロと、コンビネーションがとれるといいのだが、そうは問屋が卸さない！

ポスレジで管理された売り上げデータに、発行部数による取次ぎの配本パターン。

新刊仕入れを一書店員が自由に操作することは、ままならないのである。

たとえ知識があったとしてもコンピューターで管理された書店ランク配本はなかなか打ち破ることは困難なのだ。

だからといってあきらめてはいけないのだが、楽なように流されるのが人間のサガかもしれない。委託制度に慣れ切って、ぬるま湯に浸かった本屋、まるで金太郎飴のような書店の多いこと。古書店が・・とかまんが喫茶が・・とか他人に責任をなすりつけず、もっともっと、一冊一冊の本を大事に販売して欲しいものだ。

それがあろうことか、版元までもが作家の足を引っ張ってどうする！！

つい、つい怒り心頭、ここに思いをぶちまけてしまいました。

紛失リストのホームページを以下に記しました。２００３、９、９

http://www.k-reiko.jp/mamorukai/hunshitsulist1.htm
　

ようやくお仕事です！！
やっと仕事にありつけました。

今度はゲームキューブの新作 ポケモンコロシアムのコミック化です。

１１月１５日発売の月刊コロコロコミックと学習雑誌小学二年生１月号より、それぞれ短期集中連載が決定！

重なる時は重なるもので、ちょっとハードスケジュールが待っています。

今日現在もほとんど資料もなく、主人公の名前すらわからない状態！

一体これで何ができるのだろう？

でも確実に〆きりはやって来ます。

いつもこれなんだ。

時間のたっぷりある時は仕事なくて、仕事がやっと来たら今度は制作時間がない。

いい仕事したいのに、時間がない。思うようにならないのがタイアップの企画。

オリジナルがやれるようになるのはいつのことだろう。

あの手塚治虫でさえ、自分の描きたいもの描かせてもらえなかったから、自分で「ＣＯＭ」という雑誌作って「火の鳥」連載したのでした。
ここはじっと我慢して、とにかく目の前の与えられた仕事をうまくこなすことに全力を尽くそう。

ほされてたんじゃ、読者にも忘れられてしまうし、頭も錆びてしまいそう。

とにかく読者を「あっ」と言わせなきゃあ。

ふつうのまんがじゃダメなのだ。
久々にコロコロにカムバック
みとれよ！こんどのまんがは・・・

フツーじゃないぜ！
２００３、９、２３

９月２７日（土曜）ポケモンセンターへ取材のため上京。

ちょうど１年振りのポケモンセンターです。

１年前はルビー・サファイア・ファーストコンタクトの書き下ろしコミックのため、今回はゲームキューブ用新作ソフト「ポケモンコロシアム」のコミック化のための準備です。

前夜に打ち合わせの叩き台のシナリオを徹夜で仕上げ、予習をして行ったのが功を奏し、トラブル？もなく順調に打ち合わせが出来ました。

翌日、日曜は足を伸ばして、いざ池袋へ！

サンシャインビルの近くのゲーセンで超燃えっ。

後先考えず、大荷物に・・・（汗）

コロコロコミックでのタイトルは・・

ポケモンコロシアム
スナッチャーズ